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描いて書く!四コマ作文について

                                                                                                                                                                                                                 「四コマした~い!」教室に入るなり、こう叫ぶ小学生が続出です!まさにびっくり!!する現象が、続出なんです。四コマといえば、四コマ漫画が有名です。その四コマ漫画と作文を組み合わせて生み出されたのが、描いて書く!四コマ作文です。描いて書く!四コマ作文は、物語文と絵(イラスト)と原稿用紙のマス、そして評価で構成されています。物語文は三段落目まで、絵(イラスト)も三コマ目までです。四コマ形式の作文ですが、四段落目と四コマ目は、物語文も絵(イラスト)もありません。つまり、四段落目と四コマ目は、お子様(生徒)自身が生み出すのです。四コマ目の絵(イラスト)と四段落目の文を考えれば、アタマ(脳内)の中で、想像力と創造力が働き、読む力と書く力つまり、国語力がついてくるのです。そして、描いて書く!四コマ作文では、棒人間が活躍します。日常生活やスポーツ、天気、冒険などで起きる様々な物語の主人公を演じるのです。誰でも描けるシンプルな棒人間も、この描いて書く!四コマ作文の特徴なのです。kaitekaku.comが提案する『描いて書く!四コマ作文』で、書くことを大好きになってください。

テキストについて

テキストは、kaitekaku.comのもと、問題作成者、プロイラストレーターにより制作中です。何度かバージョンアップし、実際の国語教室で試行錯誤を重ねて、2021年12月ベータ版刊行予定です。小学生向け(小学2年~5年生)です。

四つのカテゴリー

 

 

描いて書く!四コマ作文には、四つのカテゴリーがあります。自然・生活・昔話・スポーツの四つのカテゴリーです。それぞれのカテゴリーに、それぞれの作文を書く素材があります。その書く素材を描いて書くことで、物語作文を書くことが出来るのです。

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公式ブログ

日々の活動状況や四コマ作文の効果、そしてお知らせのためのブログです。

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kaitekaku online

 

描いて書く!四コマ作文のオンラインスクール動画です。テキストに沿って、書き方やミニ知識をわかりやすく解説しています。(スクール生限定動画です)

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文字と絵(イラスト)

 

 文字の始まりは、絵だと言われています。つまり、文字の起源は、見たものを抽象化した絵にあるということです。例えば、一番わかりやすい象形文字を例にして説明しましょう。象形文字は、ヒエログリフとも呼ばれる絵を基本とする文字で、漢字の原形ともなったのも、この象形文字です。「山」や「川」などの象形文字は、自然を見たまま切り取って、絵で表現した文字です。「山」は、三つの峰を表し、「川」は、三つの流れを表します。山を眺め、その山の形を文字化し、川を見つめ、その川の形を文字化したわけです。つまり、象形文字とは、大自然の恵みを受けた古代の人々が、その大自然を絵で表していったものを、文字化していったものなのです。

 このように、人類は絵から文字化し、自然や社会の成り立ちや仕組みを理解し、進化してきました。まさに、人類は「絵」そして「絵から生まれた文字」によって、進歩してきたのです。近年、ネットのメールなどで、様々な絵文字が盛んに使われるようになりました。まさに先祖返りの状況ですが、やはり「絵(イラスト)」と文字の関係性が、現在でも色濃く残っていることを表していると思います。

棒人間イラスト

 

 描いて書く!四コマ作文は、その主題となるのが人間であり、絵(イラスト)では、その人間をシンプルな棒人間で表現しています。棒人間は、頭と体と手足をシンプルに表現した人のカタチで、スティックマンとも呼ばれ世界共通の人間を表す絵文字です。絵(イラスト)で棒人間を描く理由は、その描き易さです。人間の喜怒哀楽をシンプルに表現した、誰でも描くことが出来る人間のイラストだからです。

 ちなみに、棒人間が表す人間の喜怒哀楽とは、人間の素朴な感情、喜び、怒り、哀しみ、楽しみという人間の持つ代表的な四つの感情のことです。この感情が、喜ぶという行動、怒るという行動、哀しむという行動、楽しむという行動を作っていくのです。そして、その行動は、日常生活の行動なのです。

 棒人間は、世界各国の古代の壁画や様々な絵などに人間の活動する姿として描かれています。また、現代でも絵文字などで棒人間が登場していることも考えると、最も古い歴史ある絵(イラスト)であるともいえるのです。

 

身に付く力

描いて書く!四コマ作文で学習すると、四つの力が自然と身に付きます。まず一つ目の力は、物事を創り出すクリエイティブな力である創造力、二つ目の力は、豊かなイメージを作り出す想像力、三つめの力は、書くことで培われる記述力、そして最後の四つ目の力が、要約する力から生まれる読解力です。これらの力は、国語力の基礎を作り、その国語力は学力の基礎となるのです。

描いて書く!四コマ作文では、八つの基礎的な国語のポイントも、身に付きます。その八つの基礎的な国語のポイントとは、文の流れ・面白さ・表現・文の終わり・主語述語・段落・接続詞・漢字の八つです。